フォーサイトさんからの教材が届いてほぼ1週間、ゆっくりではあるが勉強を進めている。教材の中身や、ポータル「道場破り」については、近日中に少しずつ紹介したいと思う。
さて、教材セットが届いたわけだが、中身を確認した際、テキストやDVDやらに混じって中々ユニークなものが入っていた。
右側に注目して欲しい。ポスターである。
「絶対合格」
「負けてたまるか」
「日々是前進」
東京タワーで売ってるお土産じゃないんだから、、、
ひょっとして俺は通信講座の会社選びを間違えたか？
スピリチュアル系かここは？？
色々な思い（主に猜疑心と不安）が頭をよぎったが、もはや返品も出来ないので、ポスターをオフィスの隅に押しやり、無理やりテキストを広げたのであった。これが1週間前の話。
そして↓これが今の私のオフィスの様子。
もうね、これが無いと心が折れる。（笑）
本当に「負けてたまるか」だよ、おっかさん。
フォーサイトさんの講義のオリエンテーション資料に、「勉強に臨むにあたり」的な、試験勉強に対する心構えや、生活態度について等を指南するセッションがあるのだが、完全に軽視していた。何を今さら、と。
こちとら、期末試験、普通運転免許試験、JGAゴルフルールテスト等の難関試験を乗り越えてきた、試験勉強の申し子である。（捨て子の間違いだろ。）その私に向かって、今さら、試験勉強に対する心構えだ？生活態度だと！？はぁぁ💢である。
だが、試験勉強を始めて1週間、その「心構え」やら「態度」やらがどれだけ大切か身を持って知ることになった。
勉強を初めてまず思い知ったのは、社労士試験の勉強範囲と量の膨大さである。必要勉強時間1,000時間ということは知っていたので、さすがに麻雀のルールよりは複雑なんだろう、とは思っていたが、まさかこれほどとは。実際に勉強を始めてみるまで、その大変さが全くイメージ出来ていなかった。高い山でも登り始めるまでその高さは実感できないのと同じだろう。
しかも届いている膨大な量のテキスト類（及び、東京タワー土産のポスター）は、実はまだコンプしておらず、これから追っかけで届くテキストもあるという追撃情報も入手してしまった。まいった。
また、そもそもの話、机に向かっていても勉強に100％集中するのがとても難しい、ていうか、ムリ。もう、仕事のことやら、社会情勢のことやら、色々なことが頭の中を駆け巡り、勉強を邪魔するのである。いや、これには本当にビックリした。（*注 私は成田－ワシントンDC間のフライト中、一睡もせずモンハンをやり続ける驚異の集中力の持ち主である。）
学生の時であれば、ひとたび机に向かえば、勉強に100％集中出来るのが当たり前だった。だが、今はもう色々なことが頭をよぎり、“それら”が勉強の邪魔をするのである。“それら”を抑えるために「ダメダメ、そんなこと考えちゃ！！今は勉強に集中集中！」なんてことを考えるわけだが、そんなことを考えている間ももちろん勉強には集中していないわけである。そんなことを繰り返していたら、ボケとツッコミの無限ループで日が暮れてしまう。
そんなこんなが分かり始めた勉強開始4日目ころ、とてつもない恐怖と焦りに襲われだした。「やはり合格率4％ってのは伊達じゃない。」「そんな試験、俺にはムリだろ。」「そもそも時間が足りないし。」「でも、もう今さら止められない。」と、精神崩壊寸前。
だが、その時、オフィスの隅で光り輝く宝箱を見つけたのである。「負けてたまるか」のポスター。そう「負けてたまるか」。今の私にまず必要なのは、知識でも何でもなく、その気持ちだ。
「最後は精神論」ではなく、「最初にまず精神論」なのだ。だからこその「試験に臨む心構え」「生活態度」なのである。
例えるなら、100M競争へ出場するのに、準備運動もしないでアップ代わりにいきなり100M ダッシュをするようなもの。危うく本番レース出走前にアキレス腱を切って永久リタイヤするところだった。
捨てる寸前だったポスターを（スミマセン、、）きれいに貼り、オリエンテーションを見直し心構えを整え*、今は明確な方向性と適度なモチベーションを保ち、健全な姿勢で勉強に臨むことが出来ている。（*その詳細についてはまた別途。）
まあ、その姿勢を邪魔するがごとく、コロナやら株価暴落やらがちょっかいを出してくるが、もう関係ない。この先、どんな邪魔が入っても、大丈夫だ。（たぶん）
最後に、全く関係ないけど、これも↓オフィスに貼ってあるポスター。サーフィンのJapan National Teamサイン入り！良く分からないが、なぜか弊社のオフィスはオリンピック一色である。
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